介護施設を選ぶ時はここを見ろ!!介護経験者がチェックする項目。

こんばんは。キャンぞうです。
最近は気温が高くなりつつあり、段々と過ごしやすくなってきました。

さて、以前に紹介しましたが、私は介護施設で介護職員として勤務しております。その中で時折、施設見学に来られるお客様が
いらっしゃいます。ほとんどの方が40後半~50代の女性もしくはご夫婦でお越しになられます。
たまに福祉学校の授業の一環で学生の方が大勢お越しになられることもありますが。

多くの方はご両親の為に施設を探している方や、今は大丈夫でも、そう遠くない未来、介護が必要となった時の為に、下調べをされる方も多いはずです。
今は施設と言っても様々な種類の施設があり、その数も多くなっています。おそらく施設を探している方は複数の施設のパンフレットを見比べ、複数の施設を見学して吟味されていると思われます。
ですが、見比べていっても・・・・

「どれもそんな変わらへんな」

「というより、施設のどこを見たらいいのかわからない」


このように感じたことや経験したことはありませんか??
実際に見学をしに行くと、施設の外観から内装まで見ることができ、フロアの食堂、部屋、トイレ、入浴場などと担当者が付いて説明をしてくれます。ですがそれだけを見ても、なかなかピンときませんよね。
というより、見学といった短時間の中で、良し悪しを見極めることのほうが難しいです。入居される方はその施設で24時間365日を過ごす訳ですから、そんな一瞬の時間ですべてが把握できないですよね。手っ取り早いのは、その施設で働いている知り合いがいれば、ものすごく濃い情報がもらえるのですが、そんなうまくはいきませんよね。

そこで!!!

私が施設見学で重要視してほしいことがあります。私の中ではここが最も大切なのではないかと感じています。

「介護職員の働く姿勢」

やはりここが重要だと感じています。入居して24時間365日、あなたのご両親を介護するのはこの介護職員のみなさんです。
施設見学を案内してくれている事務職員や相談員さんではありません。介護職員の働く姿勢が良ければ、良質な介護へと直結するのです。
施設は綺麗でも、介護の質が悪かったら意味がないですよね?
古い施設でも、介護の質が良ければ満足しませんか?
たとえ最新の設備が整っていても、それを使うのは人間。つまり介護職員。機械がエラーを起こすのではなく、人間がエラーを起こすと言った言葉があるように、使う人によって最新の設備もしっかり発揮できるかが決まります。

そこで、施設見学を行かれるみなさんに、職員のこういう所を見てほしいポイントを紹介します。これは私が介護職員として働いてきた中で、これができている職員は良質だなと感じることです。

1. 挨拶

これはポイントであげることでもないのですが、挨拶は基本中の基本なんで書きました。まず、挨拶ができていない施設は、あなたのリストから外してください。もう問題以前の問題で、話になりません。
各施設で利用者様およびご家族様、そして外部のお客様や職員同士に必ず挨拶をするよう指導が実施されています。それ以前に社会人としてのマナーができていませんので、このような施設はおススメできません。でもね、たまにいるんですよ、挨拶をしない職員が。とてもビックリします。
やはり、笑顔で元気に挨拶をしている職員が多いところは良いですね。現場の職員なので、ナースコールの対応中や介助の対応で立ち止まっての挨拶ができない場合があります。もし、椅子に座っている職員が立ち上がり、しっかりと挨拶が行えていると尚更良いです。

2. 職員の接し方をみる

施設見学に行くと、食堂などで利用者様と会話をしている職員の姿を見たことがあると思います。その会話まで聞き取ることは、施設見学の時ではなかなかできません。ですが、その会話をしている姿は見ることができます。
我々、介護職員は利用者様と会話をする時は、利用者様の目線に合わせて会話をするよう指導されています。おおよその利用者様は職員よりも目線が低く、車椅子に乗っている方であれば目線の位置は明らかに違います。
その時に職員が立ったまま、つまり利用者様を見下ろす姿で会話をしていませんか?それは間違っています。
その場合は、職員が膝を付き、目線を合わすか、利用者様の目線よりも低くして会話をするのが適切です。
これは介護の基本中の基本なんですが、できていないことが多々見受けられます。あなたが見学に行った施設の職員が、姿勢を低くして会話をされていたら、素晴らしいですね。
もし、会話を聞ける機会があれば、利用者様を「○○さん」と呼べているか、敬語を使えているかをチェックして下さいね。利用者様との関係が築けていたり、認知症を患っている方の会話では、砕けた言葉つまり敬語をしていない声掛けが混じってしまう時もあるのですが、元々敬語で話せていない職員は語尾を強く言って圧力感があったり、命令口調で声をかけています。(たまに病院にいる気の強い看護婦みたいな感じ) というよりも会話の中で敬語が登場しない可能性が高いです。
しっかり敬語が使えていて、優しい口調で職員が話をできていたら、尚更素晴らしいですね。

3.慌しい雰囲気になってないか

最近、ニュースでも取り上げられていますが、介護職員が不足しています。その為、少ない人数の中で介護をしている施設も多いと思われます。そうなってくると、現場はバタバタとした雰囲気になり、利用者様の生活にゆとりがなくなっていきます。
「これは仕方がないことじゃないの?」と感じる方もいらっしゃるとは思いますが、(その気持ち大変有難いです)
ですが、ですが、こういう時にこそ職員の本質がわかるのです。私の経験の中でも、バタバタしてくると、いつもはゆったりとした職員でも、声かけが荒くなったり、介助が雑になったりしてくるんです。
たしかに、日々忙しいのは重々承知していますが、だからといって、毎日がバタバタとした雰囲気の中で過ごす利用者様は、どんな気持ちでしょうか?あなたはそんな中で生活を過ごしたいですか?私は嫌です!!
おそらく施設見学に行ったら、施設の概念やモットーなどで「家のような生活を・・・・」「この施設が第2の家であるように・・・・」
など、けっこう「家のこと」や「ゆったりとした雰囲気」といったフレーズを説明されませんでしたか?
こんなバタバタとした雰囲気が家の雰囲気とは到底思えないですよね。
そこで、施設見学をする時なんですが、1度、昼食の時間に希望してみて下さい。なぜ、昼食かと言うと朝食と夕食は担当の職員が出社していない、または退社している可能性があります。そして、昼食時は早出勤務の方が休憩に入ったり、遅出勤務の方が出社したりと、なにかと忙しい時間帯です。この時間帯に見学をすれば、また違ったものが見えてくる筈です。
正直、職員の数に多いに越したことはないですが、少ない人数でもゆったりとした雰囲気は提供できます。職員1人1人の姿勢が大切なんです。おそらく食事の時は、フロアにいてる職員が全員食堂に集まってるといってもいいです。
「あれ?前はゆったりしていたけど、今日は全然違っているな」とマイナスな面が見えることもあれば
「食事の時でもここはゆったりしているな、職員の動きに余裕がある」とプラスな面も見えます。
食事は毎日あるもので、食事は生きていく中で欠かせないことであり、食事に楽しみをお持ちの方はとても多いです。ゆったりとした雰囲気の食事が提供できていたら、とても魅力的ですね。
もし、見学希望の時にどう言えばいいかと悩んだら、
「食事の時間を1度拝見してみたいんです。」
「母は(父は)食事することが大好きなので、どのような雰囲気で食事をしているかを見たいんです。」
「どのような食事を召し上がっているのか、写真ではなく生で確認したいのです。」
など、理由を伝えれば大丈夫です。もし、施設側から正当な理由なく「その時間帯は見学できない」と返答があれば、考え直してください。正当な理由が思いつきませんが、拒むと言うことは、何か見せたくないもの、見せれないものがあるんじゃないの?と思うからです。大抵、見学に来られる時間って、午前の11時ごろだったり、午後からの14時ごろが多くないですか?
施設にもよりますが、その時間帯って、食後から少し経っているので比較的ゆったりなんですよ。
逆にどの時間帯で見学ができる施設は、とても自信がある施設だとわかりますね。

4.職員の配置人数

これは施設の運営方法になるんですが、職員の配置を伺ってみて下さい。例えば夜勤は何人体制で行われているのか?
掃除や洗濯要員の職員はいるのか?残業は多いのか?などですね。
何が言いたいのかというと、職員に対する負担をどれだけ軽減できているか、ですね。
職員による虐待のニュースを1度はご覧になられたことがあると思います。間違いなく虐待を行った職員が悪いのですが、虐待までに至った経緯の中で、職場での負担が虐待へと繋がっているケースもあると思います。
知っている施設なんですが、夜勤を1人で対応してるそうです。夜勤専属のパートの方が多くて2名いてるそうですが、3フロアを行ったり来たりしているので、時間で区切られています。その為、夜勤者はちゃんとした休憩がなく、このパートの方がいている時でさえナースコールや利用者様が起きていたら、付き添って対応をしないといけません。パートの方もミッチリと業務があるので、対応がしにくく、仮に対応してくれてもパートの方の業務が残れば、夜勤者がしなければなりません。
そうなると、職員への負担は相当なものですよね。それではたとえ良い介護を提供しようとも、負担が大きく、反対に好きな介護が嫌いになり、離職する恐れが出てきます。
その為、体制を伺い、夜勤は2人でちゃんと休憩がとれていれば、職員に対する環境が整っていますよね。というより、これが当たり前なんですけどね。ですが、こういった施設もあることを知っておいてください。
掃除や洗濯要員は、施設によって介護職員がしているところもあるからです。これは、掃除や洗濯のパートの方を雇わないことにより、人件費削減をしているのです。
すると、どうでしょう?そのシワ寄せが現場の介護職員に来るのです。ただでさえ、日々の業務に追われているのに、介護以外の仕事が増えたら負担が増えますよね?
ちゃんと掃除や洗濯のパートの方を雇って、介護職員は現場の仕事に専念する。
もう一方は介護職員が現場の仕事をしながら、掃除や洗濯の業務を行う。
どちらが介護に専念できるかはもう明白ですよね。
この件は、施設側に聞いても口だけで本当のことを聞けるか難しいですが、聞いてみる価値はあります。
そこで躊躇することなく、応答ができていればまだ可能性はあるのではないでしょうか。
施設側からしても、まさか職員の配置まで質問されるとは思っていませんでしょうし。

5.求人の頻度

これは以前のブログにも書きましたが、その施設の求人がどのぐらいの頻度ででているかを確認してください。
なぜかと言うと、施設の働きやすさ、待遇、環境、人間関係など、施設がよければ人材は辞めていきません。
人材が辞めない言うことは、人材が安定するので求人を出す必要がないですよね。施設拡大での増員など、ちゃんとした理由があれば別ですよ。
それとは違い、求人を毎週のように日曜の求人チラシに掲載している施設は、人材が続かない、何か理由が必ずあります。
待遇面であったり、残業が多かったり、人間関係が悪かったりなど、理由は色々とありますが、そのようなとこでは職員の不満や負担が多い筈です。そのような所でよりよい介護は難しいです。
その為、目当ての施設があれば、1度求人チラシにも目を通してみてはいかがですか?


すみません。長々と書いてしまいました。これが一概に全部が正解な訳ではないんで、参考までにして頂けたらなと思います。
人それぞれ施設を探すポイントやこだわりが違ってくるので、この記事を見ても「こんなんを知りたいんじゃねー」と思う方もいらっしゃると思うので、あくまで参考までに。
あと、施設だったらどこでもOKなら、都心の施設より都心から離れた市が狙い目ですよ。最近は施設が増加しているので、待機人数も減ってきています。私の施設も以前は2,300人待ちでしたが、今は100人を切っております。ちなみに都心から離れた市です。都心はやはり100人単位で待ちがいてるそうです。
ではでは。このへんで。おやすみなさい。

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